組合長あいさつ

 魚沼市は面積の8割が山林という大自然の緑に恵まれたところです。冬は新潟県の中でも指折りの豪雪地帯として有名ですが、その雪が春には大地に浸透し清流となり、きれいで豊かな水が魚沼コシヒカリや芳醇な地酒の基になっています。

 当森林組合は先人が低質広葉樹からの転換を図った拡大造林で造成した植林地を守っていく民有林造林事業の担い手として森林整備に努めてまいりました。近年は育てる林業から間伐を主体とする林産型の林業へと転換を図っています。魚沼杉ブランドの確立も叫ばれており、魚沼の山は我々が守るという気概をもって市や県と連携して魚沼市の大きな財産である森林の環境整備や利活用に力を入れております。

 また、食品工場部門は豊かな水資源を利用して高品質でおいしい製品として長年ご愛顧いただいており、北海道から九州まで各方面に出荷されています。安全で安心な商品、皆様に愛され、親しまれる商品づくりにスタッフ一同が愛情込めて毎日生産してまいります。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2013年4月
魚沼市森林組合
代表理事組合長 平井 正尚